SEO対策|MFIでページ表示速度は順位に影響せず

WEB対策

 
 

今回は、病院やクリニック、歯科医院等のWEB集客(集患&増患)におけるホームページの表示速度のことについてです。

 
 

今までグーグルの検索順位を決めるアルゴリズムでは、ランキングに用いられていた要因として、ページの表示速度があります。

 
 

このページ表示速度が、今後グーグルで導入されるモバイルファーストインデックス(MFI)において、現状ではランキング要因として外れるとグーグルのジョン・ミューラー氏が発言しました。

 
 

その前に、モバイルファーストインデックス(MFI)とは?

 
 
 

モバイルファーストインデックス

 
 

最近では、Google検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。しかし依然として、Googleのランキング システムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価しています。この方法では、モバイル版のページのコンテンツがデスクトップ版のページのそれよりも少ないケースにおいて、問題が発生します。なぜなら、モバイル検索ユーザーが実際に見ているページを Googleのアルゴリズムは評価していないからです。

 
そこでユーザーにとってさらに価値ある検索結果を提供するために、Googleではモバイルファーストのインデックス登録に向けた実験を開始しています。Google検索のインデックスは、サイトやアプリについての単一のインデックスとして存続しますが、将来的にGoogleのアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。
 
グーグルウェブマスター向け公式ブログ: モバイルファーストインデックスに向けて

 
 

重要なのは、上記の『将来的にGoogle のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。』です。

 
 

今までグーグルは、PC向けのページの内容しかアルゴリズムで計っていませんでした。モバイル向けのインデックスも順位付けも、すべてPC向けのページの内容を基に行っていました。ところが、モバイルファーストインデックス(MFI)が正式に導入されますとこの模式が逆転し、基本的にモバイル版のページ内容をインデックスや検索結果での順位決定に使い、PC向けページの内容は、ほぼ見なくなるということです。

 
 


 
 

こうなりますとモバイル向けのページの重要性が今よりもさらにUPします。このことから通常、モバイル向けページが今後の検索結果の主役となることからモバイルファーストインデックスでは、ページの表示速度が求められると思われたのですが、検索結果には考慮されないという結果になりました。

 
 

ただし、これはあくまでも現状のお話で、急転する場合もあります。何故か?

 
 

ページの表示速度の高速化は、グーグルのプロジェクトでもあるAMP対応に力を入れていることから、今後ページ表示の表示速度に関しては、どこかのタイミングでアルゴリズムの変更が行われる可能性が高いと思われます。

 
 

現状のグーグルの発表から、ページの表示速度が順位に影響しないといった形ですが、ページ表示の速度は閲覧ユーザに直結する部分となり、心理学上の3秒ルール(ユーザは開いたページが自分にとって必要な情報かどうかを3秒で判断すること)が高い壁となり、ページ表示速度が遅い場合は、検索順位が高いページでアクセスが多かったとしても、3秒ルールから漏れて、ユーザが離脱してしまいます。

 
 

3秒以内で自分にとって必要な情報が表示されない場合、ユーザの50%が離脱してしまい、他のページの閲覧や問い合わせなどといったWEB上での成約(CVR)といった部分にも悪影響を与えてしまいます。
これらの要素から、検索の順位以外にもユーザ心理の向上のため、表示速度は速い方が良いと言えます。

 
 
病院やクリニック、歯科医院等のSEO対策のことならコチラ。

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